Ozzylie君とえみぞの映画(DVD)感想です。主にホラー、コメディー、アクション、たま~にドラマです。


by minilla1
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Historian-Elizabeth Kostova ★

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この本を読み終わって出た言葉は、『やっと終った』。 はっきり言って途中で何度も止めようと思い、半分読んで1ヶ月以上放り出してましたが、Vlad III Draculaについての情報はとても面白いです。読んでて今すぐイスタンブールに行ってみたくなりました。 でも、長くてくどいお手紙を読みながらストーリーが進んでいくので、それがとっても辛かった。特に女性が書いたドラキュラ小説って、よく言うと描写が繊細で美しく、悪く言うと文章が長くてくどいです。アン・ライスが好きな方はこの本はそれほどくどく感じないかも?




ストーリーは、ドラキュラの謎を追う若かりしロッシ先生(1930年代)、行方不明のロッシを追うポールとヘレン(1950年代)、ポールを追う娘(1970年代)の3つ時代が最後に1つに重なって謎を解き明かす。と言う感じですが、私の謎は最後まで謎のまま…。ところで最後の最後まで、娘の名前は出てこないのですが、きっと著者と同じエリザベスなんでしょうね。 ヘレンから娘への手紙で、1度も名前を呼よばないので、イマイチ愛情が感じないのは私だけでしょうか? お父さんのポールも、わざわざ心配してオランダから訪ねてきた娘に対しての第一声が"Jesus!"ってのはちょっと…。

話の中でシェークスピアの”King of Tashkani” がドラキュラの事なのでは?って出てきますが、”King of Tashkani”はコストバが作った架空のお話です。これか本当だったら面白びっくりだったのに!

この本、映画化されるそうです。たぶん、映画になったら文句を言いながら見ると思います。


注意:ネタばれです!!!がどうしても私の愚痴を聞いてください。
最後にドラキュラが出てくるのだけど、Dark Load Draculaの割には野望と要求がくだらな過ぎで、誘拐されたProfessor Rossi が可哀相になりました。
しかも”I became an ********* in order to ******** my own history forever” なんて言葉、彼の口から聞きたくなかったです。一応、メインの単語は伏せました。これが京極夏彦だったら、ドラキュラはなんとかっていう妖怪だったって感じでしょうか?

怖くも、驚きも、ドキドキもしない、ただただ読んでるのが辛い本でした。しかも700ページもあるのに、私の疑問は何も解決されないままでした。たぶん、二度とKostovaの本は読まないと思います。
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by minilla1 | 2006-05-23 22:37 | Books